看取り難民が増加中!?


https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-06-TSU78_kurayamini-thumb-1000xauto-18283ターミナルケアは終末期を迎えた方に対するケアであり、積極的な治療は行わずに苦痛やや恐怖を緩和して、尊厳と自由が保障された状態で最後を迎えるケアです。
日本でもこのような取り組みは行われていますが、まだまだ課題はあります。
ターミナルケアに対しての日本の課題はどのようなものがあるのでしょうか。

■ターミナルケアを迎える場所
日本では1950年代までは自宅で最期を迎える人が80%を超えていたと言われています。しかし、近年では病院が80%、残りの10%は老人ホームなどの施設、残りの10%が自宅になっています。
核家族化など様々な原因はありますが、最後を自宅以外で迎える人が90%になっています。

尊厳と自由が保障されるために、住み慣れたところで最期を迎えるためには自宅が最適だと言われていますし、私自身経験を通して考えても自宅で最期を迎えれた人は幸せだったのではないかと思っています。

家族が看れないのであれば在宅サービスを使って迎えることが課題となってきていますが、日本はこの在宅サービスが上手く機能していない部分があります。
介護と医療の連携、サービス量の絶対的な不足、柔軟的な対応が課題であり、これを解決しつつ、地域全体でその方をサポートすることが課題となっています。

現在の流れとしては病院で最期を迎える「病院完結型」が主流になっていますが、
政府の考え方としては、自宅で迎えられる「地域完結型」にシフトしていくように推進しています。
その為、病院は自宅で最期を迎えられるように退院を促していますが、帰っても生活ができない、いわゆる看取り難民の増加が懸念されています。
「病院から退院したが、安心した生活を確保できない」といった状況になってしまう人が増えてきています。

看取り難民が出ないためには、まず地域が高齢者を最後まで看取れるような環境づくり、十分なサービスが受けられるだけ介護サービス事業者の整備、医療の充実が必要になってきます。