病棟での正しい口腔ケアー


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皆様こんにちは。ライターのdr.whiteです。

病棟や施設に伺う機会が有ります。それぞれの病棟や施設で臭いが様々です。
この臭いは何処から来ているのでしょうか。

オムツ交換の時の臭いと口腔からの臭いが大きな二つの要因と思われます。
入院中の患者さんや入所者の皆様は病気や高齢で抵抗力や代謝が下がり口腔内の状態が良く無い方々が多く口臭がとても強くなりがちです。口腔ケアーの行き届いている施設や病院はこの臭いが少ないようです。

日々の忙しい仕事の中で口腔ケアーに力を入れてくださる看護師や介護士の皆様には頭が下がる思いです。
口腔ケアーは臭いを予防するとともに話題になっている誤嚥性肺炎の予防にもなります。
統計によりますと、死因の第4位であり90代の死因の第2位がこの誤嚥性肺炎と言われます。
患者さんや入所者様の誤嚥性肺炎の予防のためにブラッシングをしたり口腔内をふいたりすることが重要です。
また、こんな事も役に立ちます。口に水を含んで頂いて大きくブクブク嗽をして頂く事で口輪筋などの口腔周囲の筋の衰えを防ぐ。上を向いてガラガラ嗽をして頂く事で中部咽頭周囲の筋のトレーニングをして頂く事なども誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。
入浴時にお口の中にもシャワーを当てて頂くことで食物残渣は洗い流され口腔内を刺激されることで感覚を蘇らせます。これらは誤嚥の心配のない方々に適応されます。

看護や介護の現場で働く皆様にここでお願いが有ります。
患者さんのお口の中を良くみてください、歯肉からの出血から血液性疾患が見つかったり舌の状態から貧血などが見つかったりします。
また、唇と歯肉の間に食物残渣が残っていることがよくあります。これは誤嚥性肺炎の原因になります。

最後に歯ブラシの保管方法について書かせて頂きます。
インフルエンザなどのウィルスの院内感染の予防の為に歯ブラシの保管方法は重要な要素であります。
歯ブラシどうしが触れ合っていないように保管をした頂きたいと思います。歯ブラシから歯ブラシへの感染を防ぐ為に是非お願いしたいと思います。歯ブラシとコップは定期的に消毒をお願い致します。
患者さんと接近するスタッフの皆様自身を守る為にも、患者さんや入所者様の皆様の口腔内を清潔に保つことをルーティンとして取り入れて頂けたら有難いです。