本当に知ってほしい高齢者介護という仕事


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初めまして。この度Sideの記事に投稿することになりました矢澤と申します。
私は介護業界15年、現役のケアマネージャーです。
中田社長にお声がけ頂き、不定期ではありますが記事を執筆させて頂くことになりましたのでよろしくお願いします。

さて、早速ですが本題に入ります。

多くの方がご存知の様に、日本の高齢化率の上昇は留まる事なく進んでいます。
今年2015年には、いわゆる「団塊の世代」が65歳以上となり、更なる高齢化の一途を辿っている現状です。

総人口辺りの高齢者の割合が増えているという事は必然的に介護や介助、生活に支援を必要とする人が増えているという事です。
国の指針では、健康寿命を延ばす事や介護を必要とする状態に少しでもならない様に日々予防に努める事ばかり目が向けられております。もちろんそれも大切な事です。しかし現実的には高齢となり介護を必要とする人が日々増加している事は間違いありません。

高齢者人口の増加に合わせて、認知症高齢者の人数も増えるばかりです。
2025年には700万人を突破し、65歳以上の5人に1人がなると言われています。

もはや人を介護するという事について「興味がない」「知らない」「関係ない」で済む時代ではないのです。
自分の家族が、友人が、同僚が、介護を要する状態になる可能性は非常に高く、今現在そのような状態でなくとも「高齢者介護」というものを知っておかなければいけない時代と言えるでしょう。

そして「知っておかなければいけない」とは、「知っていてほしい」という事でもあり、高齢者介護の仕事に従事している方やこれからチャレンジしてみようと思っている方の尊厳を守る為でもあります。

一部では、財政が困窮する日本において高齢者介護職はお荷物産業だと言う人もいるようです。
それが事実であると思う方が居るのあれば、絶対的な間違いです。
私は「絶対」という言葉は好きではなく、人の考えを否定する事もあまり好みません。
しかし、高齢者介護職がお荷物であるという考えは認める訳にはいきません。

高齢者介護職というものについて、正しく知ってもらい、従事する人が快く責務を果たしていけるように知りうる経験を伝え、また教えて頂きながら介護の一端を担っていければと思います。