最近増えつつあるドライマウスについて


0eea40d3169b163b073eb7d9905eaa5b_s

こんにちは。ライターのdr.whiteです。

みなさんは「ドライマウス」という症状をご存知ですか?実はドライマウスの患者さんは増加しつつあります。
どんな症状かと言えばその名前の通り口の中が乾く状態ですね。
患者さんの口腔内をみて唾液で湿っていない時はこのドライマウスが疑われます。

「患者さんに最近おせんべいやビスケットなどの乾いた食べ物が食べにくいですか?乾いた物を食べる時にはお茶やお水が必要ですか?」

とお聞きすると、水やお茶がないとビスケットやおせんべいが食べにくくなったと答えが返ってきたらドライマウスを疑います。

唾液には自浄作用や抗菌作用、またお口を滑らかにして話しやすくするなどの大切な働きがあります。
ドライマウスになると虫歯ができやすかったり話す時にくちゃくちゃ音がしたりしますね。
また総入れ歯の方は唾液が少ないと入れ歯が吸着しにくくなったりします。
最近ドライマウス人工が増えつつあります。

では、ドライマウスの原因について挙げてみたいと思います。

■疾患によるもの
例えばシェーグレン症候群という疾患は唾液の分泌低下や角膜が乾くなどが代表的な症状として現れます。自己免疫疾患のひとつです。都道府県によりましては特定疾患として補助金が適応されます。また、唾液腺腫瘍や外分泌腺導管部などの炎症により唾液を作り外に排出する機能自体が低下している時もドライマウスになります。
■加齢による整理的な物
加齢により唾液の分泌は少なくなって行きます。人口の高齢化によりドライマウスの方は増えております。
■ストレスによるもの
ストレスが多いと交感神経が優位になり唾液が少なくなります。
■薬の副作用によるもの
精神科系の薬には唾液の分泌を抑制する副作用の有る物があります。
■口呼吸によるもの
鼻が悪いかってり前歯が開いていて口唇が閉じにくい時口で呼吸をすることが多くなり必然的に口腔内が乾きます。

これらが代表的な原因と言えます。
では、ドライマウスの患者さんにはどんな対応をするのかについて書いてゆきます。
■唾液が少ないと虫歯になりやすいので間食や糖質を少なくしてよく噛んでそしてよく歯を磨いて頂く。
■首を回したり肩を回したり口を大きく開けたり閉じたり唾液腺の周りをほぐすように体操をして頂く。
■人工唾液や唾液を補う様なジェルを使用して頂く。
■できるだけ大らかにリラックスして暮らして頂く。
■シェーグレン症候群や唾液腺の疾患については専門医における根本的な治療を勧める。

ドライマウスかどうかをきちんと診断するには唾液量測定、唾液腺の一部を採取して検査、歯科医と眼科医との連携診断等が行われます。
病棟や施設で患者さんや入所者様がドライマウスが疑われる時、まずは食物を口に入れる前に少し水分を口に含んで頂いたり、口腔内の保湿様ジェルをお使い頂くことから始めてみたください。