最近の歯科クリニックを訪れる患者さんについて


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東京オリンピックが決まってからパラリンピックの選手もテレビCMに登場するようになりましたね。
歯科クリニックでも車椅子対応やバリアフリー設備の有る所も増えているようです。
これらの設備は高齢化する患者さんへの心遣いとして増えていると考えられます。
時代とともに患者さんの年齢層の変異や変わるニーズに応えるために様々な対策が必要となっている昨今です。
我が国も二極化が進んでいると言われています。
経済の二極化、これは富の集中する一部とそれに反して生活保護者が増え続けている事実。
歯科クリニックでもまるで高級ホテルのチェックインカウンターの様な豪華な受付や高級家具を待合室に置き自費中心の患者さんに対応する所あり、またチェアーをたくさん並べ保険中心の地元密着型ありの二極化が顕著になってきております。
この辺りは経済の二極化の中でどのエリアの患者さんを対象に考えているかという結果でも有ります。
歯の治療は費用が高くても良い治療を受けたい。と考える富を持つ方々と保険で治したい方々の二極化は経済の二極化と相関しているようです。
そしてまた経済の二極化と同時に起こっている現象があります。
総務省の統計によるとスマホ使用率は60%を超えたということですが、20代94% 30代82% 50代48% 60代18% という数字が出ております。
年代と共にスマホ使用率は少なくなっております。高齢者はネットワークからの情報よりも新聞やテレビからの情報を主になさっているのでしょう。
ここで検索情報の二極化が見られます。
検索することから今はご自分の健康や病気の事がいくらでもタイムリーに沢山の情報を取ることができます。
歯科を受信なさる患者さんも歯科治療に関してドクターや歯科衛生士顔負けの知識を持たれて見える方が増えております。
治療ユニットに座ると歯科医師に口腔内を見せる前に、ご自分の歯がどんな状況であるか。そしてどんな処置をするべきかを時に専門用語を交えて明確に説明なさり、さあそれをしてもらいに来ましたと審査診断をご自分でなさってから歯科クリニックにみえるのです。これは検索情報で様々な専門的な事がいくらでも調べられるという現代の特徴の一つです。
ご自分で診断して治療法まで選んで見える方の知識が的確な情報かどうかは別としましても、情報を取る方と取らない方の二極化。デンタルIQの二極化が顕著になっております。
情報の全てを担当の歯科医師や衛生士の説明から知り治療をお任せします。そうお考えの方とネットワークなどの情報をベースに知識を持ち見える方。の二極化は益々大きくなってゆきそうですね。
何れにしても患者さんがどんな情報を持ち何を望んでクリニックにいらしているのか、まずはお話をよくお聞きすることが益々大切になって来ました。