小規模多機能型居宅介護「はなまるライフ北前野」


kitamaeno

「小規模多機能型居宅介護」
少々聞きなれない言葉かもしれない。
端的に言えば、利用登録をした利用者様に対して訪問ヘルプサービス、通所デイサービス、ショートステイ(短期入所)を複合的に提供する介護保険サービスである。

デイサービス利用時にはレクリエーション、入浴や他利用者と囲む食事など、社会の一員であることを実感できる空間を…

訪問時には、自分の家という慣れ親しんだ空間での身体介護を受けたり、散歩へ出掛ける、映画を観にいくなどその人らしい時間を…

ショートステイでも、信頼の置けるスタッフ、語り合える利用者とゆっくりと休むことが出来る環境を…

そんな利用者様の明るい生活、ご家族も安心できる関係を描き、想いを語ってくれたのは
東京都板橋区北前野、株式会社愛誠会の運営する「はなまるライフ北前野」の施設長山本氏。

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矢澤:早速ですが、まずこちらの「はなまるライフ北前野」はこれから利用者様をお迎えしていく事になる訳ですが事業所として描くビジョンなどはございますか?
山本氏:利用者様一人ひとりが望まれる事を押し付けではなく、ご満足頂ける形で提供していきたいですね。小規模多機能はその時にあったニーズに対応できるところが大きな強みだと思います。
矢澤:支援や介護を受けるとなると、どうしても決まりや制限などに縛られる印象やイメージが強いのですが、極力それを利用者様、ご家族様の本意に向けられるのが小規模多機能であり山本さんの考えるところなんですね。
山本氏:そうですね。多機能サービスを提供する上では、一つの施設や訪問とは違ったユーティリティさが必要であったり、ご家族と関わる時間も多いので大変な部分もありますけどその分小規模多機能としてのやりがいや面白み、充実感はあると思います。
矢澤:働く方の満足度や充実感は絶対になければなりませんからね。
具体的にそのやりがいや充実感に繋がるところはどのような部分でしょうか?
山本氏:訪問、通い、泊まりと様々な場面で利用者様の表情や言葉を捉えたり、関わりを持てる事は介護職員として幅を広げるにはとても貴重だと思います。
全ての要望に沿うことは難しいかもしれませんが、例えば一般的な訪問サービスでは決められた時間内に身体介護や買い物などしか行う事ができないところ、小規模多機能の訪問では、その時の希望や話し合いに沿ってサービスを提供出来たりします。一職員と一利用者様との関係や信頼、理解によって双方にとって素敵な時間を構築していく事ができ、それは仕事の楽しみや充実になると思います。
矢澤:もちろん身体介護や苦労のある場面もあるとは思いますが、利用者様やご家族との密な関係の上で、生活の一部としての支援、介助を行えることは介護経験の浅い方にとっても働き易いでしょうし、新鮮な環境と言えますね。
矢澤:小規模多機能で働くメリットをお聞きしましたが、「はなまるライフ北前野」で共に働き、創り上げていく職員の方に求める要素はなんでしょうか?
山本氏:明るく元気な人は嬉しいですね。
それと人と関わる事、コミュニケーションが好きな人が良いですね。
矢澤:ご家族との接点も多い仕事ですと、当たり前の挨拶や明るさ、交流が求めらますからね経験や技術的なところはいかがでしょう?
山本氏:それは時間を追って身についてきますから。
職員を含めて人との関係性を重視してくれる人が望ましいです。
矢澤:介護サービスの対象となる利用者様やご家族との関係は当然ですが、職員同士の連携にはコミュニケーションは欠かせませんね。
マネジメントでの配慮や注意していることはありますか?
山本氏:はい、職員さん達には自ら積極的にコミュニケーションを図っています。不満を言われるのを待つのではなく、疑問や不安などがないか早期発見できるように心掛けています。また、施設長として決断しなくてはならない場面において、その決断や指示が間違っていた場合には素直に謝るようにしています。
矢澤:それは簡単なようで難しいことですよね。
山本さんは10年程前から有料老人ホームや訪問介護での現場経験、グループホームでの施設長経験を経て今の立場になられていますが、やはり現場の経験を多くお持ちであることで現場の気持ちがわかり、理解ができ、アドバイスができ、強要でないマネジメントに繋がっているんでしょうね。
山本氏:やはりサービスを提供する側の満足度が利用者様へ反映されると思いますので職員一人ひとりを大事にしていきたいです。
矢澤:お話を聞いていく中で、山本さんの物腰の柔らかさや人当たりの素晴らしさを感じますね。共に働かれる方にとってその人柄は喜ばれると思います。
矢澤:山本さん個人のマネジメントなどについてのお考えに合わせて、母体である愛誠会様は、もともと医療・薬局事業でアイセイ薬局を展開されていますが、医療と介護の連携や融合を図られていると思います(※)。
その点でのメリットや実施していることなどはございますか?

※愛誠会「はなまるの笑顔を咲かせたい」
https://www.aiseifukushi.jp/

山本氏:薬局展開の強みを活かして、介護事業所内での薬剤師による研修を実施しています。職員のレベルアップになりますね。
薬を届けてもらうこともスムーズですし、何かあれば相談できることはメリットですね。
矢澤:介護職員のみでは、やはり医療の部分において不安がありますし、それは助かりますね。加えてしっかりされた会社で働けることも職員にとっての安心になりますね。
矢澤:では、最後に「はなまるライフ北前野」を共に創り上げていくことになる職員の方へのメッセージなどありましたらお願いします。
山本氏:「経験は問いません。来てもらって一緒に施設を創っていきましょう。そして一緒にこの事業所に愛着や愛情を持って共に「はなまるライフ北前野」という赤ちゃんを育てていければと思っています」

igo

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編集後記

温和な表情で話しをして下さった山本さん。お話しの中でも「ブレてはいけないと思う」とおっしゃっていましたが、長い介護経験からの想いを強く感じることが出来た。
経営・運営・現場それぞれの側面を柔軟に捉え、調和を図り、それが従業員にとって、利用者様にとって、ご家族様にとって、地域社会にとって、会社にとって必要とされる「はなまるライフ北前野」になっていくことが楽しみである。

施設情報
施設名 はなまるライフ北前野
交通アクセス 都営三田線志村三丁目駅より徒歩11分
JR赤羽駅からバスで14分(志村小学校)下車徒歩2分
東武東上線ときわ台駅からバスで6分(前野小学校)・下車徒歩8分
住所 〒174-0063
東京都板橋区前野町5-44-16
地図