介護独特のやりがいについての見解


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介護を世間では3Kの職種と認識している人も多いのでは?
3Kの内容は「汚い」「危険」「きつい」ですが、この他に「給料が安い」「帰れない」などがありますが、どれも介護業界には当てはまると言えるのです。3Kを超越した5Kです。
しかし、その一方で「やりがい」を感じながら働いてる人もいます。
仕事をする上でどんな仕事でも「やりがい」は少なからずあるかと思いますが、介護の「やりがい」はどのようなものでしょうか。また、「やりがい」があれば続けていけるものでしょうか。

■喜ばれる「やりがい」
私が実際に体験したことですが、介護業界に入ってすぐのことでした。初めて入浴介助をした時です。
その方は90歳前半で会話はしっかりとできますが、足が悪くて特殊浴槽(寝たまま入れるもの)でお風呂に入ってもらいました。
お風呂中は事故防止の為見守りを行うのですが、見守りついでに足のマッサージ(なでる程度ですが)を行いました。すると「お風呂に入れてくれてマッサージもしてくれるなんて、私はここのお風呂に入りながら死ねたら幸せ」と言ってくれたのです。
何かをして喜ばれるのは、どんな仕事でもあります。介護はその反応が非常に早いのです。すれば喜ばれる、感謝されるといった反応は「やりがい」に思いました。

良くなっていく経過は「やりがい」

入院しており、病状が落ち着いて退院した人がいました。
その人は退院をして在宅に帰りましたが、入院前に比べてADL(日常生活動作)が悪くなって一人ではほとんど何もできなくなってしまったのです。
その為精神的な落ち込みが強く何もできなくなってしまったのです。
当時、ケアマネージャーをしていた私は訪問介護、デイサービス、福祉用具と3つの事業所に依頼をしてその方の支援を考えていきました。
慣れるまでは随分時間がかかりましたが、訪問介護、通所介護、福祉用具がともに力を合わせてその方を支援していくことによって、その方が元気になっていき、自分でできることが増えました。何より笑顔が増えていく過程を見れる「やりがい」は非常に大きなものでした。
ご存知の通り現状介護はとても良い環境とは言えません。でもその中でやりがいを見つけることは働き手の心構えがとても重要なことなのではないでしょうか。