ラーメン大好き中田です。こんばんわ。

中田が4~5年前に住んでいた都内場所に所謂「町のラーメン屋」があるのですが、そこは何を食べても美味しいんです!ラーメンは元より、餃子、野菜炒め、チャーハン、定食など本当に何を食べてもおいしくて、今でもわざわざ車に乗って20分、妻と食べに行っています。

しかし、このラーメン屋、1年前から週3回しか営業をしなくなりました。

先日食べに行った際に、勇気を出していつものおばちゃんにその理由を尋ねてみたところ

「病気が一気に出て、歩くのもやっと。でも、『店を閉じないで』という常連さんの声のために今でも続けているの」

ってことでした。

中田「そうかー。じゃあ、誰かこの味を継承できる担い手はいないのかなぁ?俺がやってもいいよ(笑)←冗談交じりに」

おばちゃん「それが、息子にやってもらいたかったんだけど、あの子は全然興味がなくて。。。だからこのお店は一代で終わりだね。それに、料理人のお父さんは若いころに全部自分で味を研究して創ったから、人にそれを教えるのは容易じゃないのよ」

「私が元気なうちはあと3年でも5年でもやっていくから」っておばちゃん。

その左手は恐らく後遺症による麻痺で震えていました。

事業の継承の難しさと、『味』というこれ以上ない無形なものを伝承する難しさ。

今の日本の町工場の方や、職人と呼ばれる方々の苦悩を垣間見た気がします。

いつか、野村監督(楽天・ヤクルトスワローズ・阪神元監督)が

財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり

 

と言っていましたが、

ここでも最後に人財の問題に行き当たるのだと、考えさせられました。

一方で、その常連さんのために、ボロボロの身体を奮い立たせて重たいラーメンを右手一本で今日も運ぶおばちゃんに真のプロ意識を感じたこともまた事実です。

こういう奮闘する町の愛されてるお店が今日もまた一軒一軒なくなるのは寂しいですね。